スペインの郷土料理 ❝マルミタコ❞

「あなたがいちばん好きなまぐろ料理は?」というアンケート調査をしたら、刺身や握り寿司に軍配があがるでしょう。次が漬け丼やネギトロでしょうか。

もちろん私も刺身やお寿司には目がありませんが、「生で食べるだけではもったいない」と感じます。火を通したまぐろには、生食とは違ったおいしさがあります。

例えば山菱水産の「加熱用まぐろ」にラインナップされている、ステーキ用 きはだまぐろのハラミ。ふんわりとした肉質で人気があり、生では食べにくいスジ部分も加熱すると、ぷりっ、とろっとした食感に変わります。先日の夕飯に、このハラミを使って、スペイン北部に位置するバスク地方の海沿いで昔から食べられている郷土料理「マルミタコ」を作りました。特別な食材は必要ありませんし、作り方もいたって簡単です。

材料は、きはだまぐろのハラミ、ピーマン、玉ねぎ、じゃがいも、カットトマトの缶詰、固形ブイヨン(魚介系)、白ワイン、にんにく、たかのつめ、ローレル、オリーブオイル、塩。

ステーキ用の切り身に加工した「きはだまぐろのハラミ」
ピーマンと玉ねぎはひと口大の角切り
じゃがいもは1/4程度に、大きめにカット
スジは加熱するとぷりっとした食感に。コラーゲンたっぷり

 

 

 

 

 

 

鍋にオリーブオイルを入れて火にかけ、みじん切りにしたにんにくを炒めます。ひと口大に切った玉ねぎ、ピーマンを加えて炒め、白ワイン少々を加えてアルコールを飛ばし、みじん切りにしたたかのつめ、カットトマトの缶詰を加えます。

大きめに切ったじゃがいもを加えて軽く炒めたら、湯でといたブイヨンとローレルを入れます。火加減を強火にし、スープが沸いてきたら弱火にして30分ほど煮込みます。

野菜を煮込む間に、まぐろをぶつ切りにして軽く塩をまぶしておきます。

まぐろの水けをふいて鍋に入れ、5~6分ほど煮込んで、できあがりです。

じゃがいもが少し煮崩れするくらいに煮ると、スープがとろりとしておいしくなります。まぐろの旨みが感じられる煮込み料理です。

もともとは夏が旬のかつおを使う料理でしたが、実際はまぐろで作ることも多いのだそうです。ほろりと煮えたまぐろはもちろん、まぐろのうまみを吸ったじゃがいもや、トマトの酸味とにんにくが香るスープは格別のおいしさ。冷やした白ワインにぴったりです。

生活習慣病の予防や美肌に効果があるとされる「オメガ3脂肪酸」を豊富に含むまぐろ。健康のためにも、いろいろな料理に取り入れてみてください。

今回使った商品は

きはだまぐろの腹身ステーキ用

冷凍庫から出したら流水でさっと洗い、冷蔵庫に移して30分~1時間程度で解凍できるので便利。短時間で火が通り、ふっくら仕上がるので人気の商品です。テレビCMでおなじみの生協の宅配「パルシステム」で取り扱いがあります。