がんばっぺ福島!

小名浜港に帰港した6代目福島丸。

福島県立いわき海星高校の練習船「福島丸」は、1954年、初代船が竣工して以来、たくさんの生徒たちを乗せて、遠洋マグロ延縄漁や、操船・機関、海洋調査など、さまざまな実習を重ねてきました。

いわき海星高校の生徒たちが力を合わせて獲ったマグロの水揚げの様子。

そして今年2月27日、大型の実習船として注目される6代目の新生「福島丸」が、小名浜港へ帰港しました。操舵室には安全に航海するための最新の設備が並び、船内で生徒たちが快適に生活できるよう、居住スペースも広くとられています。

1月24日に出航し、約1ヶ月という通常より短い試験操業でしたが、水揚げ量はマグロやカジキなど、合わせて約11トン! これらは全量を山菱水産が仕入れ・加工し、地元のスーパーなどで販売される予定です。

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そして3月3日、都内で開催された福島県を応援する集いでは、5代目「福島丸」がハワイ沖で獲ったマグロが参加者にふるまわれました。

そのイベントとは毎日新聞社と株式会社無洲が主催する「第3回 がんばっぺ福島!応援の集い」。「福島県産の食品や銘酒をふるまい、楽しく飲み食べしてもらいながら、福島ブランドの認知度を上げ、さらに日常生活の中に浸透させていく。それが東日本大震災から7年を迎えてなお、様々な課題を抱える福島県への支援につながる」という理念のもと、“おいしい”や“楽しい”でつながっていく活動です。

福島県にゆかりのある著名人が登壇しての座談会あり、県内で活躍するアーティストによる和太鼓やジャズの余興ありの、にぎやかなイベントを盛り上げたのが福島県産の食材のみを使った豪華なお弁当でした。

活穴子やあんこう、メヒカリなど海の恵みを集めた「魚箱」に、「福島丸」が獲り、山菱水産が加工したマグロ腹身が照り焼きで使われていました。そのほか、福島の牛肉や豚肉、野菜、お米などを使ったたくさんの料理があり、福島県の食材の豊かさに気付かされました。

600人を超える参加者、福島県外に住んでいてもふるさとを思う人々、そして福島県の魅力を広めようと支援してくださる企業。たくさんの熱い思いを目の当たりにし、「がんばっぺ!」の気持ちを新たにする貴重なひとときとなったのでした。

イベント会場のロビーに設置された物販ブースの一画で、自分たちが作った缶詰を紹介するいわき海星高校の生徒たち。
福島県の地酒で鏡開き。県内からは12の酒蔵が参加しました。司会進行はフリーアナウンサーの中井美穂さん。
魚箱の中には、福島丸に乗船した生徒たちからのメッセージが。
手前が魚箱。マグロ腹身は照り焼きで供されました。