3月2日(土)、東京・日本橋で開催された「がんばっぺ福島!応援の集い」のイベントに行ってきました。これは日常のなかで、福島産の食品やお酒を買って、食べて応援するという「福島酒援・食援」の支援の輪から生まれたイベントです。
今年は福島県から「相馬農業高校」と「いわき海星高校」の2校が登壇。地元に根差した各校の特色やさまざまな活動をスライドで紹介した後、地域の伝統芸能である「相馬流山踊り」と「じゃんがら念仏踊り」を披露してくれました。
思わず胸が熱くなったのは、相馬農業高校の生徒さんの「相馬は震災前より一体感が出て、盛り上がっていると感じます」、いわき海星高校の生徒さんの「将来は父の後を継いで漁師になる。福島の海は任せてください!」ということば。内堀雅雄 福島県知事との対談では、「わたしたちの頑張りを外に向けて発信してほしい」というしっかりした意見も聞かれ、頼もしくも感じました。
福島の復興については、まだまだ多くの課題が残されていて、日々さまざまなニュースを耳にします。しかしその一方で、福島県には未来への希望を胸に、いきいきと頑張っている若い人たちも確かにいると実感できた発表でした。
その後は、福島が誇る酒蔵が壇上に一堂に会して鏡開き。24銘柄の日本酒がふるまわれ、さらに福島県産の海の幸・山の幸を使った豪華なお弁当も。福島ゆかりのアーティストによる和太鼓やジャズセッション、フラダンスのパフォーマンスもにぎやかで、おいしく楽しいひとときとなりました。