山菱マガジン

❝サラダまぐろ❞は食べ方いろいろ

投稿日:2018年05月01日

ダイエットやスポーツをする人たちの間で、ここ数年人気が高まっているサラダチキン。そのブームを受け、水産業界ではサラダフィッシュなるものの開発も進んでいるようです。

そこで山菱水産の「まぐろ」を使ってサラダまぐろを手作りしてみました。味つけは塩のみと塩麴、そしてオリーブオイルにローリエなどを入れたコンフィ(※)の3種類。できあがりまでに時間はかかりますが、手間は少ないので思いのほか簡単。シンプルな材料で作れる自家製ならではのおいしさです。

※コンフィとは低温のオイルでじっくりと火を通すフランス料理の調理法。

今回は、過去の投稿でも登場している「きはだまぐろ腹身ステーキ用」を使いました。ほどよく脂がのっているので、パサつかずにしっとりと仕上がります。調理のポイントは加熱用のポリ袋と炊飯器。ポリ袋を使えば一度に異なる味つけの調理が可能で、炊飯器の保温機能があれば、低温調理の温度調節もラクラクです。

<作り方>
1. 「きはだまぐろ腹身ステーキ用」3枚をパッケージの説明の通りに解凍する。

塩をまぶして冷蔵庫で1~2時間ほど休ませ、キッチンペーパーで水気をふき取る。

2. 1のまぐろをポリ袋に入れて味つけする。

サラダまぐろ:下準備をしたまぐろをポリ袋に入れ、空気が入らないようにねじって袋の上のほうでしっかり結ぶ。

サラダまぐろ(塩麴):下準備をしたまぐろをポリ袋に入れ、そこに塩麴を入れてまんべんなくもみこむ。空気が入らないようにねじって袋の上のほうでしっかり結ぶ。

まぐろコンフィ:下準備をしたまぐろをポリ袋に入れ、オリーブオイルと塩少々を入れてまんべんなくもみこむ。そこにつぶしたにんにく、ローリエ、黒コショウ(ホール)を加える。空気が入らないようにねじって袋の上のほうでしっかり結ぶ。

3. 炊飯器に沸騰したてのお湯を入れ、そこに調味したまぐろをポリ袋ごと入れ、保温スイッチを入れて2時間ほど加熱する。

4. 炊飯器からポリ袋を取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やせばできあがり。

低温調理は食材の芯までしっかり火を通すこと、すばやく冷やすことが大切です。また、ポリ袋は必ず加熱調理用の高密度ポリエチレン製を使用してください。

サラダまぐろやコンフィは、そのまま食べるだけでなく、食材としていろいろにアレンジできるのも魅力です。

塩のみで調味したサラダまぐろは、どんな料理にも合わせやすいです。

水で戻してさっと湯通しした塩蔵わかめとカイワレ大根をごま油と醤油で和え、その上に薄切りにしたサラダまぐろをのせただけの簡単な一品。ビールにぴったりです。

塩麴を入れたサラダまぐろは、麹ならではの旨みと甘みがあります。

赤梅酢(※)に漬けた長芋と塩麴のサラダまぐろを角切りにして合わせました。さっぱりとした酸味でシャキシャキの歯ごたえの長芋と、旨みたっぷりのまぐろ。こちらは冷やした辛口の日本酒で。長芋は、梅酢ではなくポン酢や三杯酢に漬けてもおいしくできると思います。
※赤梅酢とは、梅干しを作る際、梅の実を塩漬けにしたときに上がってくる汁のこと。赤紫蘇を入れて漬けると、きれいな赤色の梅酢ができます。 

上質なオリーブオイルで作った風味豊かなまぐろのコンフィ。そのままで美味しく食べることができます。

まぐろのコンフィをゆで卵やオリーブと一緒にフランスパンにはさんだカスクルート。スパークリングワインや白ワインと一緒に。ゆでたてのじゃがいもに合わせてポテトサラダにしてもおいしいです。

山菱水産の「きはだまぐろの腹身ステーキ用」は、生協の宅配パルシステムから購入することができます。良質のたんぱく源として知られるまぐろは、おなじみのEPAやDHA、さらに鉄分やカリウムも豊富。子どもやお年寄りにも適した食材です。ぜひお手製のサラダまぐろやコンフィを作ってみてください。

カテゴリー: 加熱用まぐろ 山菱レシピ

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